アカウントプラン共有

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管理者は、アカウントチームメンバーに対して、アカウントプランと関連データの自動共有を設定することができるようになりました。これにより、適切なユーザにアカウントプランが正しく表示されることができます。

例えば、KAM が新規アカウントプランを作成し、Sarah Jones をチームメンバーのロールを持つアカウントチームメンバーとして追加するとします。Sarah がアカウントプランダッシュボードにアクセスすると、新規アカウントプランが表示されます。Sarah は、プランとすべての関連データにアクセスがあるため、アカウントに関する決定を下すことができます。

アカウントプラン共有の設定

この機能を有効にするには: 

1. ユーザに以下に対する参照と作成の権限を付与します: 

• Account_Team_Member_vod
• Account_Plan_vod

2. ユーザに、Account_Team_Member_vod オブジェクトの以下のフィールドに対する FLS 参照権限を付与します。

• Role_vod
• Access_vod

3. アカウントプラン共有 Veeva 設定を「1」に設定します。

   アカウントプラン共有はプロファイル固有の Veeva 設定をサポートしません。組織レベルの設定の値は、プロファイル固有の設定にかかわらずすべてのユーザに適用されます。

4. Account_Team_Member_vod オブジェクトの Access_vod フィールドをページレイアウトに追加します。
5. ユーザに、Plan_Tactic_vod オブジェクトの Share_With_vod フィールドへの FLS 参照権限を付与します。この手順は任意です。
6. アカウントプランオブジェクト階層内で定義されるオブジェクトで、組織全体の共有設定をプライベートに設定します。
7. アカウントプランのオブジェクト階層で定義されたオブジェクトの階層共有設定を使用したアクセスの許可の選択を解除します。 

   共有表のユーザ、ロール、およびテリトリーの入力タイプはサポートされています。パブリックグループ、ロール、下位階層、テリトリーと下位階層による共有はオフラインではサポートされていません。この機能はレコードベースの共有を使用します。

   オブジェクト階層は次の順序で存在します: アカウントプラン、プラン戦術、アカウント戦術、およびアサインタスク。

8. アカウントプランオブジェクト階層内で定義されたオブジェクトの VMOC での、拡張同期をアクティブ化します。

   Account_Plan_vod、Plan_Tactic_vod、Account_Tactic_vod および Call_Objective_vod のオブジェクトの主従関係がルックアップに設定されていることを確認します。

9. アカウントプラオブジェクト階層で定義されたオブジェクトので理由ラベルと理由名が Veeva_Account_Plan_Sharing_vod に設定された Apex 共有理由を作成します.

   これはレコードがアカウントプラン共有機能により共有されていることを示します。

10. 以下の表に従って VMOC レコードを作成します: 

アカウントプラン共有の使用

キーアカウントマネージャは、アカウントチームメンバーとしてユーザをアカウントプランに追加し、アカウントチームメンバーオブジェクトの Access_vod と Role_vod のフィールドでアクセスを制御することができるようになりました。

チームメンバーは、構成された権限、共有ルールおよびオブジェクト階層に従って、アカウントプランとすべての表示権限を持つアカウントプランデータに対して自動的に参照または編集アクセス権限を持ちます。